オートキャンプ場ナイトビューあかぎ 新年

ナイトビューあかぎテントと夜景 ソロキャンプ

2025.1.16-17

赤城南面の夜景の見える手作りオートキャンプ場ナイトビューあかぎには管理棟がありません。ですので、受付も管理人立ち会いでチェックインでき無いことも多いのですが、可能な場合は管理人もテントを張ってキャンプをしてキャンプ場に滞在することもあります。と言うことで今回は管理人もキャンプ参加と言うことになりました。と言うか、新しく購入した新装備を使いたくてうずうずしていまして^^;

チェックインの準備&設営

この日は、午後1時にチェックイン予定のお客さんが2組です。時間前にトイレや水場の清掃と、無人販売所の薪の補充を済ませ設営に入ります。

tassoTC七角形の設営

ナイトビューあかぎ展望サイトに設営したtassoTC

まずは展望サイトの端にtassoTCを七角形で設営します。

ナイトビューあかぎ展望サイトから見下ろす

この場所はキャンプ場を見下ろし夜景を楽しめるおすすめの場所になります。

tassoTC七角形内部

tassoTC七角形は、背が低くなりますがテント内は広くなります。そこで今回試したい物を設置していきます。

newアイテム 薪ストーブの組み立て

コットとトランクカーゴ70L

通常は入口から遠い辺にシートを敷いて室内をレイアウトしますが、今回はシートを縦に置きました。背面の開口部分のスペースを利用するためです。そして、写真の黒い箱が今回の新兵器です。

収納された薪ストーブと煙突

70Lのトランクカーゴにギリギリ詰め込んだニューアイテム、ホンマ製作所のフォールディングキャンプストーブ HS-440です。本体が組み立て式なんですが、煙突は小さくならないので結局嵩張り箱一杯になってしまうのです。

ホンマ製作所フォールディングキャンプストーブ本体

煙突をどかして本体を取り出し組み立てて行きます。

ホンマ製作所フォールディングキャンプストーブダンパー取り付け

背面から飛び出した煙突にダンパーを取り付けます。

ホンマ製作所フォールディングキャンプストーブ煙突一本

一本目の煙突を立てるとテントの屋根にぶつかるので、この後は外で作業をします。

キャンプ背面から飛び出した煙突と煙突ガード

煙突カバーをつり着けてファスナーを調節し上下から隙間がないように締め付けます。

tassoTC背部から飛び出した煙突

全部で四本の煙突を差し込み、一番上の煙突トップにリングを着けて三方向にロープで引っ張って完成です。

ナイトビューあかぎ展望サイトに設営したtassoTC

初めての薪ストーブ。テントの高さと煙突の高さがほぼ同じくらいなのが気になりますが、二次燃焼式の燃焼室と専用の煙突トップのおかげでそうそう火の粉は出ないようなのでこれで火入れをしていきたいと思います。

オートキャンプ場ナイトビューあかぎ夕暮れ

お客さんのチェックインも終わり、こちらももう始めちゃいますかって感じで日が傾いてきました。

tassoTC七角形スクリーンタープバージョン

七角形用のメッシュスクリーンを取り付けいよいよ火入れと行きましょう。

薪ストーブ火入れ

かごに入った大量の薪

午前中切り出した廃材を利用した薪です。気温や風を考えテントの外での焚き火は難しい状態ですので、薪ストーブの火入れに専念できそうです。

火入れした薪ストーブ

焚き付けを作って着火するのも面倒なので、文化焚き付けなる着火剤を使い細めの薪を適当に重ねて火をおこすと簡単に火が燃え移りました。十分火が安定したところで蓋下にある空気の取り入れ口をしめます。いい感じに燃えています。

ホンマ製作所フォールディングキャンプストーブの炎

ダンパーってどのくらい閉じればいいんだ?火の様子を見ながら少しずつ絞ってみましたが、全閉でもいけるようですね。

夜景も見頃で宴スタート

オートキャンプ場ナイトビューあかぎ夜景とワンポールテント

外で夜景を見ながらキャンプをお楽しみくださいとか言ってますが、寒いし風が強い。

テントの開口部から見た夜景

ストーブガンガン炊いて幕を開けて見ればいいんじゃねということに^^

室内においた薪ストーブとBBQコンロ

気温はすでに-2.4℃ですが、ストーブのおかげで火の近くは15℃って暖かすぎるんじゃないの。もちろん幕は閉めてますけど。薪は建築廃材で針葉樹や集成材なども入っていますが問題なくよく燃えます。すすなどが多く出るようですが掃除の手間が少しかかる位でしょ?しらんけど。が、初めての使用であまりガンガン薪をくべるのは気が引けたので様子を見ながら一本ずつ追加していきます。薪と言っても柱を長さ30cmに裁断しさらに縦に四等分した角材ですが。十分な火力です。

スンドゥブ食材

ストーブでの初調理です。スンドゥブを持ってきた材料で作っていきます。

ストーブで調理中の鍋

とりあえず鍋の蓋が閉まらないので、野菜類をぶち込んで火にかけます。温まり方も半端ない。

豆腐を投入して完成間近のスンドゥブ

程なくして豆腐を投入

シェラカップによそったスンドゥブ

卵も入れ黄身が固まる前にシェラカップによそりいただきます。暖まる~

温度計、外気温と室内

気温はさらに下がり-3.4℃ですが、テント内の温度は16.2℃です。

マイストーブで余熱中のスキレット

鍋にヤカンさらにスキレットを乗せてもこの余裕です。

スキレットでもやし炒め

シンプルに燃やし炒めを作ってみました。

もやし炒め

一丁上がり、火力はかなりの物です。

二日目

上州名物からっ風

風であおられるテント下部

夜半からかなり風が強くなってきました。寝ていてもテントが吹き飛ぶんじゃないかくらいに。スカートを固定していなかったのでテントの下が風でバサバサしてしまっています。中にも砂が結構入り込んでいます。

朝の気温

しかし、風が強く吹き始めてからは気温の低下は収まり、朝の気温はほぼ零度くらいです。

凍り付いた水場のシンク

凍結防止のためちょろちょろ流していた水場の水もガチガチに凍っています。

薪ストーブで朝食の準備

ストーブでの炊飯

ストーブでご飯を炊いて見ることにします。例によってお米の量は適当な0.8合くらいと目分量に加えた水で炊飯していきます。

ストーブ上部の鉄板はかなりの温度です。吹きこぼれた水は玉になって低い方へ転がって行ってこぼれ落ちてしまいます。間違って手なんかついたらただじゃ済まないでしょうね。

朝食

朝ご飯はストーブで炊いたご飯と、スンドゥブの残りというよくあるパターンで簡単に済ませ、撤収に取りかかります。

すすで黒ずんだ煙突トップ

煙突が大分すすで汚れています。かなり風が強かったのですが、全く問題なく保持することができました。テントの方がやばかったかも^^;

風のせいか、テントにもスカートにも結露は無く、家でのメンテも必要なさそうです。薪ストーブについては、中がすすで真っ黒だったのですすを掃除するための道具が必要になりそうですが、それほど急ぐ必要も無いでしょう。しかし、本当に暖かかった。組み立てたり、煙突を固定したり、火が消えてもすぐに片付けられなかったりと面倒な部分はありますが、テント内で炎の揺らぎを見ながら過ごせるのはいいですね。それと薪を大量に用意しなければならないので、現地調達だといくらかかるやら^^;とにかく寒い季節には心強いアイテムです。夜景も寒い季節のほうがきれいです。

2025年1月夜景&星空

オートキャンプ場ナイトビューあかぎ展望サイトからの夜景
オートキャンプナイトビューあかオリオンオリオン

この季節平日は完ソロの可能性が高いです。ひとりぼっちで過ごしたい人は是非ご利用ください。

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