2024.2.10-12
こちらのキャンプ場からは、たまにlineにお知らせが来ます。2月の建国記念の日がらみの3連休に雪中キャンプが楽しめそうだと言うことで、昨年度3月に挫折したスノボ&キャンプにリベンジすることにしました。昨年は3月頭にスノボの後にキャンプインして一泊の予定でいましたが、ボード中の転倒で背骨を骨折し、キャンプを断念して帰宅したのでした。一度あることは二度あるとか無いとか・・・
雪の中の設営
雪の上に設営するのは4度目くらいでしょうか。設営してから雪に降られたこともありますが、今回はしっかりと積もった雪の上にテントを張ることになります。場所にも寄りますが、雪の深さは数センチから十数センチと言うところでしょうか。
受付を済ませて設営場所を探します。トイレや水場からは遠くなっても、まだ人の入っていないエリアの方が魅力的です。ただ長い距離の荷物運びはしたくないので、駐車場からはあまり離れていない場所がベターと言うことになりますが。
と言うわけで、駐車場から4-5mの場所に誰も踏み入れていない場所を見つけ設営することにします。
テントを張るエリアの雪を払い、踏み固めて平らにしていきます。今回はソロカマTCを用意してきたので、インナーテント部分用のグランドシートを敷き大きさを確認しながら、設営エリアを広げていきました。雪の深さはそれほどでもなく、この程度雪をかいておけば、30cm程度のペグでも十分です。
荷物も運び込み設営完了です。こうしてみると、駐車場からかなり近い場所だとばれてしまいますね。
焚火&( ^_^)/□☆□\(^_^ )
深夜雪の降る予報は出ていますが、タープを張ることもないでしょう。焚火はスクリーンがあった方が暖かいですから、金属製の風防を雪に突き刺し、下部をペグで固定しました。
準備が整ったので、とにかく一献傾けることにします。雪の中にいる割にはそれほど気温は下がっていません。午後2時半頃の気温は8℃くらいです。
焚火用の薪は家から持ち込んだ物です。家のウッドデッキで使っていたベンチが老朽化してしまったのでバラして持ってきました。乾燥しているのでよく燃えます。
焚火にオガ炭をぶち込んで炭をおこしていつもの焼き肉スタートです。
焚火は大きな薪が多く、ごとくを中々載せられなさそうなので、石油ストーブの上で調理していきます。今回は、トムヤムクンの素を持ってきました。
久しぶりのトムヤムクンです。うまいね~
午後5時を過ぎたあたりの気温です。5℃を下回り少し寒くなってきました。
風もなく穏やかだったので、焚火の火に当たりのんびりと過ごしました。
やはりスクリーンがあると暖かいですね。
午後6時を回りすっかり暗くなってしまいました。ぼちぼち焚火の火を落として幕に籠もることにしましょう。でもって、午後8時過ぎには眠くなったので床に就きます。翌朝は赤沢スキー場へボードへ出かける予定です。
二日目の朝
夜の間に少し雪が降りました。
二日目以降も焚火をするつもりだったので、出しっぱなしだった焚火台にもこの通り行きが降り積もってしまいました。朝の焚火は諦めることにしましょう。
夜の間は幕内のストーブは消しているので、ほぼ全面に雪が残っています。テントに積もった雪は、石油ストーブをつければすぐにとけて滑り落ちてしまうでしょう。
しかしこれは駄目ですね。雪を積んだまんま走るわけには行きませんので、なんとかしなければなりませんが、車の雪を払うようなものは持ってきていません。
そこで、サブポールの先にタオルを巻き付けて車の上の雪を払い落とすことにしました。なかなかいいアイディアでしょ^^;
赤沢スキー場のオープンは8時半です。さっさと朝食を済ませて出かけることにします。と言うわけで、レトルトカレーと鍋の残りのいつもの絵面です。
なんだかんだで赤沢スキー場へ着いたのは9時頃になってしまいましたが、ゲレンデはご覧の通りかなり空いています。午前券を購入して滑り始めます。
上のリフトも動いていますが、少し下のリフトで体を慣らしてから行くことにしましょう。昨年は5-6本目あたりで上に行って、迂回路を滑っていて転倒してけがをしてしまいましたから^^;
休憩を挟みながら10本くらい滑ってから頂上へ向かいます。迂回路への分岐を過ぎ急斜面の上部から下を見下ろしたところです。気合いを入れて滑りましょう。油断をするとけがをします。しかし、さすがに疲れます。これを滑り終えたところでスノボ終了で降りることにしました。
まんてん星の湯でゆっくり温泉に漬かった後、薪を買いに少し下におりました。太助の郷で激安の木っ端を大量に買い込みキャンプ場に戻ります。
キャンプ場には2000円で薪使い放題というプランがありますが、使っている焚火台は小さいし、がんばって燃やしても2000円分なんて燃やせないだろうと、一袋200円の薪を5袋買ってみました。当然燃やしきれないでしょうが、残れば持ち帰れますし、小さくて自分の焚火台には使いやすい大きさです。
日が当たるおかげでしょうか、焚火台や火消し壺の上に積もっていた雪はとけてしまっていました。もちろん、燃え残った薪や火消し壺の中の消し炭も濡れてしまっています。が、なんとかなるでしょう。
電気毛布とCPAPを併称して大分消耗していたポータブル電源ですが、この時間に少しでも回復できるように、ソーラーパネルも広げて見ました。しかし、薄い雲や木の陰に遮られ充分な出力は得られませんでした。
それでも、調子がいいときは40W越えの発電量を記録する瞬間もありました。今晩両方の電気製品を使うならもう30%程度プラスした充電量にしたいのですが無理でした。どうしよう^^;
二日目焚火&( ^_^)/□☆□\(^_^ )
ビールは、6缶パックを2つ買ってきていたので、クーラーボックスに入りきらない缶を雪で直接冷やします。いや、そもそも冷やす必要があるのか?
焚火台に積もった雪は完全にとけてしまっていましたが、焚火台には燃え残った炭や灰がたまっていたので、それは雪でびっしょり濡れてしまっていました。が、その上から燃やしてしまっても問題ないでしょう。火力が上がれば、残って湿った燃えかすも灰になるさ・・・
火消し粒の中にも雪解け水が浸入してしまい、中の消し炭も湿っていましたが、それも火力が高ければなんとかなるでしょう作戦です。薪を井桁に組み、濡れてしまった消し炭も焚火に投入します。
炭に火が移るまでのつなぎのおつまみです。
少々時間はかかりましたが、湿っていた炭にも火が移り、無事BBQ開始となりました。
後半戦
焚火スクリーンがあると本当に温かく感じますね。時刻は午後5時半を過ぎたあたりです。大分薄暗くなってきました。
気温もかなり下がってきたので、午後6時半頃にはテント内に籠もって一人宴会続行です。石油ストーブとユニセラminiがあるとテント内はすぐに暖かくなります。
日本酒をちょっと頂くことにしましょう。飲み過ぎ注意です。
家を出るときに塩胡椒をして、ジッパー付きの袋に入れて持参した物です。今日で二晩寝かしたわけなのでちょうどいいかな^^;
ユニセラminiの炭の火力が大分強かったので、スキレットを載せて鶏モモ肉を焼いてみました^^
鶏肉はキッチンばさみで一口大に切ってつまみにします。お酒もこの辺にしておかないと、次の日後悔するかな・・・外気温は既に氷点下ですが、テント内の気温は9℃以上で暖かく過ごせています。調子に乗って飲み過ぎ無いようにこの辺でお開きにしておこうと思います。午後9時頃には就寝です。
三日目
雪も止み、晴天だったので冷え込みましたね。それでも-4.7℃程度で済んだので睡眠中も寒さを感じること無く眠ることが出来ました。
懲りずに今日もモーニングカレーです。さすがに鍋は三日目朝まで残りませんでしたので、インスタントの味噌汁を添えて頂きます。
いつも目分量でお米を鍋に入れて炊いているのですが、1合以上あったかな。ちょっとご飯多めだったので、生卵を落としてTKGカレーでいただきました。
雪の季節は休業してしまうキャンプ場も多いので、なかなか雪中キャンプの機会はないのですが、真っ白な雪の中でのキャンプもなかなか面白いですな。途中で雪なんか降って埋まってしまうともっと面白そうです。今回は少し埋まりましたが^^;二日目に赤沢スキー場でのスノボリベンジも果たせましたし、今回は十分でしょう。そういえば、今シーズン限りで赤沢スキー場は閉鎖されてしまうそうです。何なら今シーズンもう一回くらいスノボ&キャンプチャレンジしておくかな・・・
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